他責観念はどこからきているか
こんにちは
先日、あるインストラクターと話していた時に
半年前まで勤めていたスタジオから
あなたが受け持ったクライアントが
膝の痛みを訴え出した。
あなたに責任がるのではないか?
という連絡が来たそうです。
私がもし回答するのであれば
その方に然るべき医療機関を受診していただき
痛みの原因がpilatesであるかを
医師の診断書とともに明示下さいと
申し上げると思います。
この話を聞いた皆さんはどう感じられますか?
私が思うに、これは教育からきていると思います
答えが全てわかっている状態で暗記してください
では
自分で考えることができなくなりますね
誰かのせい、何かのせいにすることは簡単にできます
困ったら誰かに助けてもらう
問題が起きたら誰かのせい
自分の身体の管理まで他人に任せていて本当にそれでいいと思いますか?
誰かのこと、周りの状況
外側のことは1ミリも変えられませんが
変えられるのは自分自身の考え方、在り方です。
私は毎日勉強をしていますが
強くなるということは虚勢を張ることではなく
知性が力を作っていると実感することがあります。
自分に余裕がない状態で周りの人のために貢献するとか
いきなりそこまで振り幅を作らなくてもいいから
まずは自分の感情と身体を整え
自分を満たしませんか?
クライアントさんたちを見ていると
病院でも、その他機関で処置の仕様がなかった人たちほど
身体の痛みから解放されると
謙虚に自分の人生を捉え直します
なぜなら自分ではコントロールできないことがあると知ると
エゴが弱まります
結局は
良くなると自分で決めた人しか良くならないものです
そこにその人の人間性が見えると私は確信しています。
身体は筋力だけでなく
感覚を高めることが必要です
自分の身体をどう扱えばいいかスキルを獲得することで
不必要な痛みは起こりません
客観性を持って自分を見ることができれば
世の中への見方も変化してきます
みなさんの人生がよりよくあることを
願っております
Yokohama Pilates 夏井
0コメント