脳の脅威を取り除く

こんにちは

昨日から脳神経系➕ピラティス

のトレーニングを本格的にレッスンに導入しました。


慢性的な頭痛と首痛に悩まされ

目の疲れを感じていたデスクワークをしていたクライアントさんは

「先生私、黒目と白目キラキラしてませんか?」と聞かれ

本当に真珠のように美しい目になっていて

2人でびっくり笑っていました。

これは普段使っていない眼球運動を

ピラティスのトレーニングの中に採用した為と

眼球の血流が一時的に良くなった結果です。


神経のアプローチをしながら

筋骨格を整えるということが

とてもとても大切です。


視神経というのは当たり前ですが

脳の働きに直結していて

また背骨を反らせる動きにも関連しています。

ですのでアセスメント(可動域チェックをした時もものすごく背筋が柔らかくなったと驚かれていました)


また別の方で

ネガティブなことを頻繁に口にする方がおり

この方は島皮質という脳の機能に問題があるのかもしれない

と横隔膜を引き上げるトレーニングをしてみたところ

直後ものっすごく明るくなり

帰りには

「体もそうですが、心も軽くなった」

と笑顔で帰宅されました。



脳の働きは本当に個性があり過ぎて

まずその人の小脳に問題があるのか脳幹に問題があるのかを

分析しなくてはならないんですね


ですのでここでエクササイズを紹介しますーというわけにはいかないものです。

なぜならその動きがその人にとって必要かそうでないかによって

まったく結果が違ってくる為です。


左右の視力が明らかに違う人

もしくは聴力に問題がある人

色をどう捉えているか

など感覚は本当に千差万別です。


側弯ピラティスのアプローチで

エビデンスを発表できないのは

あまりに身体が個性化され過ぎて

統計を出したり、有効性を示せないということが

今後の運動療法の課題かもしれません。


アメリカと比べると日本は10年遅れている

というのを聞いたことがありますか?

海外では既にリハビリの現場など(勿論ピラティススタジオも同様です)

に脳神経系のアプローチが当たり前のように導入されています。


つまり身体機能そのものを底上げするという

ピラティスだけでなく今後の医療、そしてボディーワーク全体に

有効な方法であり

発展していくためにとても重要な役割を持つと思います。


それでは明日はスポーツ医学のシンポジウムに参加してきます!


Yokohama Pilates 夏井


Yokohama Pilates

疲れにくく怪我をしない身体づくり 脳神経ピラティス・Core Power yoga・フランクリン メソッド/側湾pilates・変形性膝関節症 腰椎分離症・ヘルニア・すべり症・50肩改善 様々な方法で皆様の健康を創っていくYokohama Pilates の活動紹介です。

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