無理な負担のかかる運動

こんにちは

暑い日が続きますので

皆様お身体にお気をつけて

お過ごしください

今日はよく問い合わせのある

筋トレのしすぎによる故障についてお話しします。

ダイエット目的、またはメンタルの改善のために

運動を激しく毎日行った結果


体に残る違和感・痛みがひどくなり

歩くたびに痛みが響く

何もしていなくても慢性的に痛み続けるなど

病院に行っても改善できる方法はなく

今後悪化しないようにマッサージなどのメンテナンス

痛み止めや湿布などの対処療法を案内されることがあるようです。

運動というのは体に大変良いことである

それは事実ですが

薬もたくさん取れば効果があるというわけではないように

やりすぎてしまっては意味がありません

筋肉の炎症を休ませず常に稼働し続ければ摩耗していくことと

負荷が高すぎる運動は、まずインナーマッスルが使えているか

クライアントさんにとって肉体的にそれに耐えうるポテンシャルがあるか?

ということを見ることが大切です。

ピラティスで治癒した後に

また激しい運動に戻りたいとおっしゃる方もいます。

しかし、痛みがぶり返してしまい

イタチごっこになることが実情です。

特に側弯に関しては激しい筋トレはかなりの負担となり

より側弯が助長される結果となります。


こちらがアドバイスする休みを取らない、無視して高い運動負荷を続けるなどの場合

当方ではセッションの継続をお断りしています。


治す気があるか?

というのはとても大切な要因であり

自分の体を大切にできていないことには各々理由があると思います。

トレーナーとして言えることは伝えて

例えばこの身体の使い方をし続けた結果

どのような手術を受けるのか

インナーマッスルを使う意味など


あとは本人に任せるしかないと思っています。

その人に選択の自由があるように

私も体に良いことは伝えられるけれど

悪いとわかっていて推奨はできないからです。


体にボルトが入っている方

背骨の変形、手術手前で回避できた方

足を引きずっていたけど走れるようになった方

色々な人が来ますが

みなさんちゃんと私の指示を聞いてくれた結果

完治しています。


でも聞けない人がいても

それでいいと伝えています

クライアントさんの意思を尊重することは

とても大切なことです。

トレーナー側の課題は

身体が良くなる方法を知っていても

本人が望まなければそれ以上押し付けないこと

自分が相手に良くなってもらいたいと思うこと自体が

愛でありエゴでもあることを理解しておくことです。


その方に自覚が生まれるのを待ってみてはどうでしょう?


先日養成コースでこのようなご質問をいただいたので

今回は私なりの回答をご案内してみました。

ご参考になれば幸いです


夏井



Yokohama Pilates

疲れにくく怪我をしない身体づくり 脳神経ピラティス・Core Power yoga・フランクリン メソッド/側湾pilates・変形性膝関節症 腰椎分離症・ヘルニア・すべり症・50肩改善 様々な方法で皆様の健康を創っていくYokohama Pilates の活動紹介です。

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