靭帯損傷
最近の勉強の内容を少し
皆さんは前十字靭帯という名称を聞いたことがありますか?
更に怪我も種類が分かれていて
外傷と障害はまた別で
外傷は 骨折・脱臼・靭帯、半月板損傷
いわゆる強い外力で生じる〝怪我〟です
障害は 疲労骨折、半月板変形、変形性関節症
など使いすぎによって生じる〝故障〟となります。
外傷は外科的治療(手術)が必要です
関節に血が溜まりグラグラするとか
半月板の場合、曲げ伸ばしで引っかかりがあったり疼痛もあります
軟骨損傷に至っては関節に水が溜まったりします。
対して障害は
保存療法(非手術治療となります)
・滑膜ひだ障害(タナ障害)
・シンディング・ラルセン・ヨハンソン病
・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
・鵞足炎
一言で、靭帯損傷といっても
こんなにたくさんの疾患名がつきます
しかし、その疾患がどういう内容で何が原因になって
どんな方法で治癒しその後何に気をつければいいのか
まで追って理解することはなかなかできないのが現状ではないでしょうか?
治ればいいという考え方だと
いつもお話ししているのですが
〝暴飲暴食の癖がある、薬を飲んだ→治りました〟
という一時的な対処に過ぎず
身体の使い方を意識的にコントロールしたり
筋力の低下を避けられるように
継続して体をケアしなければ
また同じような疾患や
問題の箇所を起因として別の疾患が起きる可能性があります。
生活の中での気をつけられること
お薬の服用によって起こる副作用(身体への影響)
そういったことも複合的にアドバイスできるトレーナーは信頼されます。
それにはまず疾患への理解と
身体の構造についての理解
今の医学でどんな治療が行われているか?
を知識として学んでおくことで
よりクライアントさんの不安を取り除き
安心して運動療法を継続していただける環境を整えることができます。
もし興味がある方は、スポーツ医学アカデミーを受講してみてください。
Yokohama Pilates 夏井
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