片足に靴下を履けること
こんにちは
最近はヨガの一つのポーズを完成させる為には
身体のパーツパーツでどんな柔軟性が必要なのか
筋力が必要なのかを細かく分解しながら教えて
最後に完成系に近づけるような体づくりを提案しています。
みなさん新鮮な驚きを感じていて
〝こんなところ、伸びたことなかった・・!〟
〝右と左で左右差がすごくわかりました〟
以前は同じ動きをしても腕が背中に回らなかったのが
今回は不思議と回せるようになりました。
などさまざまなご感想をいただきます。
ピラティスは身体の使い方が上手くなりますが
適切にヨガも行えば、スタミナと柔軟性は更に向上します。
先日お客様に、片足で靴下を何も補助を受けずに
(椅子に腰かけたり、支えるものがなくても)履けるようになりました
とお話しされたのですが
前々回のお話に引き続くのですが
ロコモティブシンドローム(身体機能が働かず)
骨折などを通じて要介護が必要な状態となる
骨が脆くなり、怪我を通じての人工関節置換手術になる
という前兆として片足の靴下が履くことが困難であるというデータを見ていたため
運動療法の大切さを今一度再認識しました。
当たり前のようにできていることが
できなくなってしまった時に
それが本当はすごいことだったと気づくのは
場合によりますが遅い時もあります
つまり困ったことが起きてからなんとかしようでは
なんともできないこともある、ということです。
私は人の性根が見えるのは
お金を得た時と、病気が治った時だと思っています。
仏教で【喜捨】という言葉があることをご存知ですか?
見返りを求めず、清らかで純粋な心は他をも喜ばす
昔、家が建った時にお餅やお金をばら撒いでいる風習があったのですが
損して得とれという法則に従ったものだと聞いたことがあります。
つまりマイナスな出来事はプラスに転じるということです
何が言いたいかというと病気や怪我は
私たちのこれからの生き方に直結していて
もし健康を取り戻せたとしても
体になんの感謝もできずに生き続けてしまうと
元の木阿弥であるということです。
勿論、感謝は人に強要されるものでもなく
何を与えられたのかを真に認識した時に
自然と溢れるものです
ジョセフピラティスは
年齢は数字ではなく、背骨である
という言葉を残しています。
あなたの背骨は何歳ですか?
YokohamaPilates夏井
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