大腿骨頸部骨折とロコモティブシンドローム
スポーツ医学アカデミー
現在は、北里大学の高平尚伸先生(ロコモアドバイスドクター)
の講座を受けています。
同業のインストラクターに医学アカデミーの重要性を話すのですが
どちらかというと海外講師から新しいテクニックを学ぶなど
目新しいものを学にいく方が多いです
(それも大切です)
しかしこれから高齢化社会がどんどん進んでいく中で
過去や現時点で医療現場でどのような処置がされていて
どんな手術を受けているかを知ることは非常に重要なことと認識しています。
例えば骨粗鬆症について
きちんと必要な栄養素を摂り適切な治療を受けていなければ
軽度な動きであっても骨折する可能性があります。
更に骨粗鬆症の方が必要な運動がどういったものであるかを理解しておく必要があります
(どちらかというとヨガピラティスは負担になる可能性が高く(特にヨガ)骨振動を響かせられるような運動や筋トレの方が大切)
もしクラアントが適切な食事や薬物治療を受けていない場合
セッションを断ることも大切です。
怪我してからでは遅く、仮に運動許可がおりていても
数ヶ月の薬物治療をし
骨密度の再検査をして医師から問題がないと言われた方のみ
引き受けることを推奨します。
ロコモティブシンドロームとは
加齢に伴う筋力の低下、関節や脊椎の病気、骨粗鬆症により、歩行困難など
要介護のリスクが高まることです。
端的に言えば運動器機能不全になること
一般的に身体のどの部分での骨折が多いか
または骨折した場合にどのような接合手術を行うかを勉強しています。
そういったクライアントさんが来た時に
過去に手術を受けて骨癒合していても筋力の低下や
動き方に何らかの左右差が見えるはずです。
↓以下、必要な栄養素と治療について
やむを得ない事故は別として
(クライアントが骨粗鬆症の薬を飲んでいないなど)
健康の為に運動してきているのに
新たなる怪我や事故を防止する為にも
リスクを考慮し、より適切な運動指導ができることを
求められる時代となっていきます。
健康寿命を延ばして
身体が動ける喜びをともにクライアントさんに伝えていきましょう☺️
Yokohama Pilates 夏井
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