腰部脊柱管狭窄症
現在、スポーツ医学アカデミーという
整形外科医(スーパードクター)と呼ばれる名医の方の
講座を受けています。
徳島大学の西良浩一先生の腰部脊柱狭窄症の講義をやっと聞き終わりました
まず、すごすぎる所をピックアップすると
・ピラティスを医療現場に導入しているところ
・全身麻酔をしなくても8ミリの切開、局所麻酔、2時間後より歩行、翌日退院可能
という所です。
心臓弁膜症や、強い呼吸不全がある間質性肺炎などをお持ちの方は
そもそも全身麻酔が無理だったり
高齢の方であれば負担が大きすぎる場合があるのですが
全部切開しなくても最小限の手術で改善に向かわせられることにびっくりしました。
手術によっての患者側の負担や
固定手術(ボルト)などによる後遺症や
影響が気になっていたのですが
そこも西良先生のすごいところは
例えば腰にボルトを入れたら
腰を使い過ぎてこの結果に至った
ですから今度は胸部を使える身体の使い方に変えていきましょう
と、言うだけでなくてちゃんとその方法もリハビリとピラティスで
教えてあげるのが素晴らしいと思います。
私たちトレーナーは、手術内容や後遺症を観測しながら
運動療法が適している時期なのかも見極める必要があり
禁忌運動を理解した上でどういった方法で
その方に適したアプローチができるか
引き出しを多く持つ必要があります。
運動療法は医学的知識と関係ない、わけではなく
難しい用語も含めて今現在どういった治療が行われていて
どういったリスクがあり
私たちができる事とできない事を明確に知りわかりやすく
言語化して伝えていくことが課題です。
私は以前ヨガの先生に
〝私では良くすることが無理なクライアントさんがいて
是非夏井先生でお願いしたい〟
と言われたことがあります
〝そのクライアントさんが現れたのは
あなたに勉強する機会を与えてくださっています。
あなたが学び、トライしてみて結果を残せたら
それがあなたの成長になることだよ〟
といって断ったことがあるのですが(😅)
本当にそうだと思っています
まだ出会っていなくても
これから出会うかもしれない誰かの為に
関心を持って様々な見識を持てるよう勉強していきましょう。
Yokohama Pilates 夏井
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