〝健康〟になるには
こんにちは
今日は〝健康〟になるには
ということをお話します。
まず人間が生きていく上で〝土台〟となるのは
筋力です。
これはムキムキマッチョになりましょう、ということではなく
骨を支えてくれるのは筋肉なので
筋肉が弱体化したら地球の重力に負けて
自分の体を支えられなくなります。
土台となる筋力を養うには
ピラティス、ヨガで機能性を高めた上で
ウォーキングを推奨しています(山登りや普段から取り組んでいるものでOK)
自転車も乗らなければ錆びて動かなくなるように
身体も使わなければ機能しなくなります。
寒いですが、スマホの万歩計を見て意識的に歩くようにすると
足腰の衰えはお金をかけずに鍛えることができます。
更に必要なのは
柔軟性と可動性です
似ているようですが
柔軟性とは関節の可動域(ROM)のことであり
可動性とは運動動作において自らがコントロールすることにより
動かせる関節の可動域のことです。
つまり柔らかければいいってものでもなく
体幹が伴っていない状態で、関節だけがぐにゃぐにゃと柔らかい方が
怪我をする確率も高く正常な可動性を持ってコントロールする能力が必要です。
そして更に大切なのが
自分の身体の
左右差に気づくことです
ストレッチや筋膜リリースをやっていれば
身体の不調や痛みが改善し全てがクリアになると
やり方を聞いて、あとは家でやって解決しようと
する方がいますが
例えばそれは
来月から自分でカットするので
髪の切り方を教えてくださいと美容師さんに聞くようなものです。
ストレッチや筋膜リリースは
髪のボリュームを抑える為に
ドライヤーのかけ方を教えるのと一緒で
カット技術や髪質の理解、薬剤の知識がないと
根本的に自分の頭をいい感じに調整することは難しいものです。
運動学で言えば
普段見えていない身体の使い方に客観的に気づいていなければ
根本的な解決になっていません。
※勿論、普段から意識的に生活の中でやってほしい
簡単なストレッチやリリースは教えます。
最後は習慣と継続です
普段使う言葉や、ものの捉え方などの
メンタル面も健康にとって重要なポイントになります
時々、高齢の方が
自分が今までこんなに大変な大病を患って
こんなに大変な手術を乗り越えてきたと
目を輝かせながらお話しされていますが
まずそのことに気づく必要があります。
今まで話してきたことは
一般的に地味で当たり前で
人によっては退屈と感じるようなことしか話していません
でも、魔法のような薬や言葉はなく
実直に自分の体に向き合うという
スタンダードな方法しかないんです(笑)
姿勢矯正ベルトじゃなくて
あなたの筋力で自分の体を支えてみませんか?
寝たきりやボルトが入って痛みで夜眠れない人生と
楽しく体を定期的に動かして、死ぬ直前まで健康でいられることは
どちらも選ぶことができると思っています。
私も健康を推奨する立場なので
寒い中、自分の考えうる限り温かい格好で
散歩に出掛けています。
風の冷たさや、透き通った空気が
自分の体に流れ込んでくる感覚
太陽の日差しのありがたさを感じられること
人との交流や、コーヒーの温かさの中にも
冬を楽しく乗り越えられるだけの喜びが見出せること
人はどんな環境であっても
今をどんな風に捉え、感じられるかを選択できます。
私にとってこのような文章を書くことは
お寺の説法のような感覚ですが、この先、何年も何十年も
同じことしか話していないと思います。
というわけで
体を動かすこととと程よくお休みすることの
バランスをとりながら
皆様温かくしてお過ごしください☕️
Yokohama Pilates 夏井
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