馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない

以前、ご高齢のお母様を連れてきたクライアントさんがいました。
膝を痛め、脳に麻痺が残り言語に後遺症が残った為みてもらえないかと

その時に娘さんが

〝お母さん、週に2回くらいくらい通って
早く夏井さんに治してもらいなよ〟

と言っていたことが印象的でした。
当然、その方は

自分の意思で

来ていないので
なんらかの辞める理由を探し始めます。

これは、側湾症を治したいというご両親が
お子様を連れてきた時にも起こったことでした(セッションをお断りしました)

この子はやる気がある
夏井さんにぜひ頼みたい

そう話すのは本人ではない近親者です。

私は、例え近しい関係者であっても

相手を変えることは出来ないんだと

理解した上で

太ってようが、どこかを痛めようが
仮に未来に動けなくなっても

その人を尊重すると決めています。


それは近しい人ほど
周りの人にとっては苦しい決断です
将来子どもにこうなって欲しいというのも
実はそれに似たような事なのかもしれません

相手を愛するということは
純粋に丸ごと受け容れるということです

例えば飼っている犬が
かなりバカだったとして(笑)
自分の大切なものを壊されても
言うことを聞かなくても
その犬が可愛く、愛することと一緒で

本来はその人のあるがままに価値があって

それをあなたは愛しているはずです。

相手の人が大事にしてきたことも
出来てないことや一般的にダメっぽい所も

全て含めてそれで完璧なのではないですか?

私もこの境地に辿り着くまで
かなり葛藤がありました

でも世の中には健康にならなくても
全然OKな人
悩み続けることが好きな人(例え表面上では苦しんでいるように見えたとしても)
が存在することは確かです。

時には健康でさえも
押し付けになる場合もあり
長寿や外見の美しささえも
当然、自分の価値基準が全てではありません

そして現実に起きていることは
今の状態をつくりだすことでの

本人にしかわからないメリットがあるから

選択しているに過ぎません。

それを全て丸ごとOKにした上で
相手を愛しく思うのはどうでしょうか?

出来ないことじゃなくて
その人の素敵な所を見る(仮に必死にでも)
この世の中も不足じゃなくて満たされている部分を見ることで

自分側に愛を受けとる器が育っていきます


糸が絡まった時に
それを外す唯一の方法は

自分自身という糸に意識を向けること

自分がその絡まりから抜けると意図すれば
全ての糸が解けます。

※つまり自分が活き活き元気に
モリモリ食べて、運動し、ぐっすり眠って
ストレス解消し、自分を愛して周りにエネルギーを分け与える人でありましょう

もしエネルギーを欲しがるだけの人がいたら
自分でそのエネルギーを作り出せることを伝え
それでもダメならそれ以上心配しすぎない

私がいなければ、とか、相手を可哀想な人認定している自分に気づくと
逆にそれが相手のエネルギーを奪っていたりします。

自分のことも相手のことも

信頼していれば

問題は問題ではなくなります

全ての出来事はただ
愛に気づかせてくれる現象でしかありません


Yokohama Pilates  夏井


Yokohama Pilates

疲れにくく怪我をしない身体づくり 脳神経ピラティス・Core Power yoga・フランクリン メソッド/側湾pilates・変形性膝関節症 腰椎分離症・ヘルニア・すべり症・50肩改善 様々な方法で皆様の健康を創っていくYokohama Pilates の活動紹介です。

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